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<現状、築地市場の跡地に展示場を中外とした4つのゾーンに区切って設備を進める方針>
①おもてなしゾーン
②交流促進ゾーン
③水辺の顔づくりゾーン
④ゲートゾーン
私は、小池都知事が目指す「女性が活躍する社会」に大いに賛成し、その中でも「発想力で新しい政治を実現したい」という想いから、私は一つ新しい提案を検討して頂きたく、あるプロジェクトを試行錯誤しておりました。
私は、既に女性が多く活躍するとある国で、沢山の事を学んできました。
そのため、一般の男性が語る内容とは少し背景が違います。
是非、最後までご高覧の上、ご検討くださいますようお願い申し上げます。
※フィリピン滞在時に聴いていた思い出の曲です。
Anna Kendrick - Cups (Pitch Perfect’s “When I’m Gone”)
築地市場のスペース(水辺の顔づくりゾーン)に「インターナショナルパーク」を。
またの名を「フィリピンタウン」。
<初めに>
フィリピンといえば、南国ビーチリゾート・豊富なフルーツ・珍しい山や動物、乗り物などに触れ合えることでお馴染みの国です。
また、日本からわずか5時間で行ける英語圏であることから、日本経営の語学学校が急増し新たな話題を集めました。
更にはアジアトップの経済成長率を伸ばし、昨年末にはドゥテルテ大統領が来日された事で注目を集めました。
<日本国内で海外をモチーフにした街>
横浜市にはチャイナタウン・新宿区にはコリアンストリート・千葉県(袖ケ浦市)にはドイツ村・群馬県(邑楽郡)にはブラジリアンタウン等があるのに対して、世界共通言語を持ち、共に親米国で友好関係にあるフィリピンの街が未だにありません。
<フィリピンの特徴>
フィリピンは世界第三位の英語公用国であり、米国の調査によるとビジネス英語運用能力は世界第一位に選ばれる教育熱心な国です。
フィリピンは、大小7000あまりの島々と170を超える固有言語を有しており、環境適応能力と言語習得の早さは突出しています。
また、女性社会であるため、男性は常に女性を尊重し、モラル・マナー・情に厚い国民性を持っています。
加えて、熱帯地域特有の明るさと非常にユニーク且つポジティブな性格の方が多いのが特徴です。
<フィリピンが女性社会である理由>
フィリピンでは、女性政治家・女性管理職は珍しくありません。
フィリピンの大統領歴代を見ると女性大統領が二人いたのに対し、日本は候補止まりでした。
また、フィリピンでは議員の一定割合を女性にする等、政治における女性比率を上げる政策が取られた結果、2015年時点で27%程が女性議員となっています(日本は11.6%)。
デパートの店員(※掲載の許可済み)
<海外留学した日本人が抱える問題>
日本人の海外留学者数は年間で約8万人程度、その内フィリピンを訪れた英語留学者数は2014年時点で3万人超え。
しかし、日本に帰国後も英語に携われているケースは、ほんの一握りと言われています。
結果、多くの帰国子女が英語を話す機会を失い、忘れてしまうのが現状です。
これは、現在グローバル化を加速している日本にとって、大きな損失です。
<フィリピンタウン誕生の需要性は3つ>
両国の経済成長
日本とフィリピンは「相利共生」の関係にあります。
日本はフィリピンへ、包括的な経済協力から、政府開発援助(ODA)や民間投資を併せて、今後5年間で1兆円規模の支援を表明しております。
それは我々の目で見て追える金額ではありません。しかし、実際にフィリピン人が来日し共同活動を実現・可視化すれば、経済的支援だけでなく、より両国の文明と経済成長の向上に繋がると考えます。
日本における英語教育の向上
現在、日本の英語力はアジア最下位です。
2013年に「脱ゆとり教育」から学力の向上を目指し、2020年には日本の文部科学省は小学校新5年生から、新たに「外国語活動」を加えようとしています。
もし、日常的に往来できるインターナショナルパーク(フィリピンタウン)が日本に存在すれば、日常会話として気軽に英語を話す機会が増えます。
築地の老朽化した建物から活かす街づくり。
安全性を整え、語学学校やグローバル企業を集結。港も近いので、リゾートスペースやテラス席を主とした多国籍レストランやカフェ、敷地内でフィリピン名物ジプニーをエコ化して走らせるなど、今までには無かった「保養の地」としても活かすことが出来ます。
<モデルとする場所>
セブシティにあるITパークをモデルに提案します。私が英語を学んだ街というのも理由の一つですが、多くの外資系企業やIT企業が入った高層ビルと語学学校が立ち並び、多国籍の味が味わえるレストランが集結しています。また、同様に立ち並ぶカフェスペースは広々としており、心地の良いソファーとガラス張りの窓から眺めるヤシの木は至福のひと時です。
<Dear小池都知事>
築地の改修工事をする場合の費用は500~800億円と言われ、土地を購入する場合は6000億円程と言われております。<最後に。隠さずにはいられない真実>
現状、フィリピン人が日本に渡航するのは非常に困難であることを、ご存知でしょうか。
その理由の一つ目は、フィリピンの物価が日本の1/8、人件費は1/10程度であること。
二つ目は、日本とフィリピンの間で入国規制がかかってしまったことに原因があります。
1980年代、日本でバブル期と呼ばれた頃は、「近い・安い・楽しい」という三拍子からフィリピンへの海外旅行が流行っていました。
また、多くのフィリピン人女性が日本に働きに来ていたため、当時を思い出すと「スナック」などを思い浮かべる方もいらっしゃるかと思います。
一方、愛する家族のために働くフィリピン人の純粋な気持ちを逆手に取り、彼女らにダンスや娯楽を覚えさせ、芸能人として日本へ派遣する「悪徳ブローカー」が現れたのです。
いわゆる興行ビザ(別名:芸能人ビザ)を取得させ、家族の期待に胸をふくらませた彼女達の現実は、「小さなスナック」への派遣でした。そしてのちに、永久滞在させるための偽装結婚が相次いだのです。
これらを、アメリカ政府から指摘され、日本政府は2007年に日本とフィリピン人の間で芸能人証明書(ARB)を廃止し、入国規制をかけました。
私は、同じ日本人としてこの末路に深く反省し、自らフィリピンのスポンサーになり、改めて正規のルートでフィリピン人の雇用を考えています。
フィリピンは、貧しい国ながらに「人との距離が近い」大家族の文化です。
兄弟の平均の人数は5〜10人です。
複数の家族にインタビューしたところ、驚く事に全員から「お金が無くても、人との絆が毎日の幸せを生む」という回答を頂きました。
日本の文化において、特に思春期の子供達は「親と外出すること」や「家族を紹介」することを恥じる傾向があります。しかし、フィリピンの子供達にはそれがありません。
「本当に大切なもの」と「失ってから気づく大切さ」
それは何なのか。
日本の思春期の子供達には、「家族の大切さ」を知る機会が少ない。
私は、近年の未成年犯罪や、幼児虐待など、大切な家族同士で起こってしまう悲惨なニュースを目にし、考えさせられることが沢山ありました。
他人はおろか、「血の繋がっている家族」でさえ大切にできなければ、人を大切にすることはできません。
フィリピン人は、他人の悪口を滅多に言いません。
そして、優先順位が明確なフィリピン人は、人間形成や家族とのふれあいが必要な未成年期に恋人を持つケースでさえ稀です。
私は、純真なフィリピンの人々こそが、きっとこの先の日本の未来を大きく手助けしてくださると確信しています。
今の日本は、何か一つ、大切なものを忘れてしまっている気がします。
One for all, All for one
我々は、少し立つ位置を変えてみるべきです。
立つ位置が違う人間は見ている景色も違います。
もっと広い観点から、もっと大きな視野から。
<日本の魅力>
日本は世界で最も治安が良く、四季と共に「着物」や「旬」を楽しめる「日本特有の伝統文化」を持っていることから、海外からも住みたい国としてトップにランクインしています。
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